【抗うつ薬が効かない!】パーソナリティ障害が原因のうつ病


 

 抗うつ薬が効くうつ病、効かないうつ病

うつ病と一口に言っても実は様々なタイプがあります。

一般的によく知られている典型的なうつ病と言えば、体重減少や油が切れたような体の動き、無表情といった誰の目にも明らかな深刻な状態を呈しているもので、このタイプは「大うつ病」と呼ばれています。
抗うつ薬が効くのはこのタイプです。

ですが、今日うつ病とされる人の大半は、「大うつ病」ではありません。

別のタイプのものになります。

それらを下記に列挙してみましょう。

・適応障害
・気分変調症
・非定型うつ病/新型うつ病

パーソナリティ障害を持つ人がうつ病を合併する場合は上記の3つのタイプのどれかに重なります。

また、これら3つのタイプはどれも抗うつ薬が効かないうつ病になります。

 

 どうしてパーソナリティ障害が原因のうつ病は抗うつ薬が効かないの?

現在、抗うつ薬が効く大うつ病は脳の病気と考えられています。

脳にどのような障害が起こっているのかといいますと、脳内の神経伝達物質であるセロトニンやノルアドレナリンが不足しているのです。

ですから、抗うつ薬は脳内の不足した神経伝達物質を増やすことによって大うつ病を改善します。

しかし、パーソナリティ障害が原因のうつ病は脳の病気ではありません

彼ら彼女らは脳のレベルでは正常な人達です。

そのために抗うつ薬が効かないのです。

こういう脳に異常が認められない人に抗うつ薬を服用させると、薬が効き過ぎて、逆にますます体がだるくなり、意欲低下や抑うつ気分が強まってしまいます。

よく病院に行って抗うつ薬を出してもらったら余計に頭がボーッとして何も手につなくなったということを聞きますが、そういう場合は脳の病気である大うつ病ではない可能性があります。

ちなみに、先ほど、抗うつ薬が効かない3つのタイプのうつ病を列挙しましたが、これらも脳の病気ではありません。
ストレスや性格的な問題、心の内面に強い葛藤を抱えていることが原因で心身に異常が起こったものになります。

 

 パーソナリティ障害が原因のうつ病に効く治療法は?

アメリカの国立精神保健研究所の研究結果によると、パーソナリティ障害とうつ病が合併している症例では、先に患者のパーソナリティ障害を改善すると、それに伴ってうつ病の改善も認められるのですが、アプローチする順番を変えて先にうつ病を改善させても、パーソナリティ障害の改善は見られなかったという報告があります。

つまり、パーソナリティ障害とうつ病の合併例に対しては、先にパーソナリティ障害の治療をする方が良いということです。

では、パーソナリティ障害に効く治療法とは何でしょうか?

パーソナリティ障害には投薬治療は効きません。

それは、パーソナリティ障害の原因が幼い頃の養育環境にあるからです。
幼い頃に満たされなかったものを埋め合わせるには、もう一度他者から共感的な反応をほどよく与えられることが必要になります。

そのためには、あなたの良き理解者、良き支援者との出会いや、共感的で応答的な心理カウンセリングを受けることです。

もし、うつ病だと診断されて抗うつ薬を処方されてもそれが効かない場合は、ぜひパーソナリティ障害が合併したうつ病や、上記に挙げたその他の薬が効かないタイプのうつ病を疑って心理カウンセリングをお試しになってください。

 

心理カウンセラー&ボディーワーカー
大脇秀一郎

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