人にNOと言えない性格~依存性パーソナリティ障害とは?


 性格の悩みシリーズ ⑨

  1. 人にNOと言えない性格〜依存性パーソナリティ障害とは?
  2. 依存性パーソナリティ障害の分かりやすい診断方法

関連記事:
人にNOと言えない性格など、パーソナリティ障害の全10種類のリスト

 

 依存性パーソナリティ障害とは?

人にNOと言えない依存性パーソナリティ障害とその性格タイプの人は、一言でいうと”意志を無くしてしまった人”です。

このような性格タイプの人は、幼少期に支配的に振る舞う両親または養育者の言いなりにされていたり、過保護に育てられたりしている傾向が多く認められます。

そのような場合、親は子どもの気持ちに寄り添ったものではなく、親の価値観で善かれと思っていることを一方的に子どもに押しつけることで、子どもの自己愛(自己肯定感)を傷つけ、子どもが自分の意志を持って自立していく能力をダメにしてしまいます。

 

人にNOと言えない依存性パーソナリティ障害の人が自分の意志を無くしているのは、そのような養育環境の中で、自分の意志を持つことが悪いものだと教えられたからではなく、それを持っても満たされることはなかったからなのです。

 

そうして自分の意志を無くしてしまったために、いつの間にか、本当に自分は何がしたいのか、何を感じているのか、自分で自分自身のことが分からなくなってしまうという奇妙なことが起きてしまいます。

自分自身のことがよく分からないために、自分自身を信頼することができず、常に不安と孤独に脅かされるようにもなります。

 

このような背景があって、この性格タイプの人は、親の代わりとなって、自分の行動を指図してくれたり、手を引っ張ってくれたりする他人に頼って、自分の存在意義をかろうじて保ち、安心感を得ようとします。

独りでいると孤独感と不安に襲われて、居ても立ってもいられなくなるからです。

 

人にNOと言えない依存性の人は、他人に頼らないと生きていけないので、相手から嫌われたり、見放されたりしないように、反射的に自分の気持ちを抑えて、相手の要求に逆らわず、合わせてしまうのはそのためです。

 

しかし、自分が頼った相手が、運良く善意の人であればよいのですが、相手を間違えると大変なことになります。

相手に都合良く利用されて、長時間働かされたり、お金を貢がされたり、犯罪の片棒を担がされたりしてしまうこともあります。

さらに不幸なことは、人にNOと言えない依存性パーソナリティ障害の人は、相手がどんなに悪意のある人であっても、自分からその関係を断ち切ることが難しいということです。

他人に頼らないと生きていけないこうした人達にとっては、独りぼっちにされるよりも、悪意のある相手と一緒に居る方が潜在意識では安心できるからなのです。

こうして、他人に執着し、必死にしがみつくのがこの依存性パーソナリティ障害の特徴になります。

ですから、人にNOと言えないこのような人達が、依存を脱し、自立へ向かうことは、端から見るよりも大変勇気のいることなのです。

 

心理カウンセラー&ボディーワーカー
大脇秀一郎

心から幸せを感じられない時はいつでもご連絡ください。
「サロン 禅」ホームページへ
≫ カウンセリングQ&A 

 性格の悩みシリーズ ⑨

  1. 人にNOと言えない性格〜依存性パーソナリティ障害とは?
  2. 依存性パーソナリティ障害の分かりやすい診断方法

関連記事:
人にNOと言えない性格など、パーソナリティ障害の全10種類のリスト

 

こんな記事もあります。

関連記事

見捨てられ不安が強い恋愛不安症とは?

恋愛共依存とは?

セックス依存とは?

恋愛依存とは?

 

 


コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

「恋愛依存・見捨てられ不安克服」の無料相談はこちら

今すぐ無料相談に申込む