心が辛くてしんどい時、悪いことが続くのはなぜ?


先日、私のカウンセリングに心が辛くてしんどいと訴える女性が来られました。

今、こうして彼女のことを記事に書くことは了解を得ています。

 

カウンセリングに来られた理由は、彼女が周囲の人達からないがしろにされて傷ついているということでした。

最も深く傷ついていたのは、仕事上の関係者からないがしろにされているということでしたが、よくよくお話を聞いていると、奇妙なことが起こっていました。

ないがしろにされていると感じられる出来事が次々と連鎖するように彼女に降り掛かってきているというのです。

悪いことは続くと言われますが、まさにそれが彼女に起こっていました。

 

例えば、仲のいい友達とのラインでのやり取りで、その友達の返答がそっけなくなって、嫌われてしまったんじゃないかと感じたとか、スーパーマーケットに行って、試食コーナーに立ち寄ると、彼女にだけ試食を勧めてくれず、ここでも自分はないがしろにされて傷ついたという具合です。

話だけを聞くと小さな出来事のようですが、彼女にとってはこういう悪いことが続いたために、自分だけが世界から遠ざけられているという感情にさいなまれて、そのために心が辛くてしんどいと訴えていたのでした。

 

そして彼女はこう言うのです。

「これは私の被害妄想でしょうか?」と。

 

ここで一端、お話を伺うのを終了して、私のカウンセリングの根幹であるボディーワークを受けていただき、身体の緊張を緩めて、「ホッ」と心も緩んだところで、彼女はあることを思い出しました。

悪いことが続くようになる前に、起こったある出来事です。

 

それはアルバイトの面接のために履歴書を出して、2回連続で履歴書が送り返されていたことでした。

彼女はフリーで仕事をしており、その仕事の合間の時間で、簡単なアルバイトを探していたのです。

メインの仕事の合間で出来る簡単なアルバイトを探す程度でしたし、彼女自身もそれほど重要視していませんでしたから、履歴書が2度送り返されてきたとしても大して傷ついていないと自分では思っていました。

ところが、本当に彼女の心が辛くてしんどい原因になっていたのは、この出来事だったことが判明したのです。

 

繊細な心を持っている彼女は、アルバイトといえども、面接の機会さえも与えられず、履歴書が2度も連続して送り返されてきたことに、実は相当なショックを受けていました。

 

カウンセリングの当初は、彼女の心を深く傷つけ、心が辛くてしんどい原因だと彼女自身が思い込んでいたのは、仕事上の関係者からないがしろにされたということでした。

しかし、本当のところは、これは彼女の勝手な思い違いだったと、彼女は後に認めることができました。

ないがしろにされたと感じていたのは、まさに被害妄想だったのです。

悪いことが続くと思っていた、仲のいい友達からのそっけない返答も、よくよく確かめてみると、これも思い違いでした。

きっと、スーパーマーケットの試食のおばちゃんの対応も、彼女の一方的な被害妄想だったのでしょう。

 

この彼女のケースは、心が辛くてしんどい時に起きる、ある心のトリックをとてもよく表しています。

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