vol.2 誰にも悩みを相談できない人の心理とは?[その克服法は?]


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 オキシトシン・システムの発達を左右するもの

他者を信頼して親密な人間関係を築けたり、ストレス耐性や精神的な安定にも影響するオキシトシン・システム。

そのシステムの発達を左右するのは幼い頃の養育環境になります。

母親からの十全な母性の慈愛、父親からの堂々として、力強く、懐の深い包容力、そして両親の安定した関係に大きく左右されるということです。

 

具体的な例を挙げると、

  • どれくらい抱っこしてもらったり、スキンシップをしてもらったか
  • どれくらい自分の欲求を満たしてもらったか
  • どれくらい自分のことを無条件に、かつ安定的に愛してもらったか
  • どれくらい自分のことを認めてもらったか、褒めてもらったか
  • どれくらい自分の目を見て話を聞いてもらったか
  • どらくらい自分の主体性を尊重してもらったか
  • どれくらい安定した家庭環境だったか

ということになります。

 

誰にも悩みを相談できない人は、人間不信だったり、傷つきやすかったり、プライドが高かったりして、心を開いて対等な人間関係を築くことができません。
そのような人間関係のもち方は、幼い頃の両親との関係がひな形になっているのです。

 

 どうすれば”誰にも悩みを相談できない”という悩みを克服できるか

結論から言いますと、”悩みを相談できない”という悩みを克服するには、カウンセリングを受けるのが一番よい方法だと思います。

その理由は2つあります。

一つは、カウンセリングで自分が幼かった頃に両親とどんな関係を持っていて、その時、自分はどう思っていたのか、どうして欲しかったのか、ということに感覚的・実感的に気づくことができるからです。

すると、「自分が人を信頼できないのは、あの時の体験が原因でそうなったんだな」と理解することができ、どうして自分は人を信頼できないんだろう、人と表面的にしか付き合えないんだろうという不可解だった疑問が晴れて、不思議とそれからは自分を客観的に見て修正することができるのです。

 そして2つ目は、そのような気づきをカウンセラーに共感的に受け止めてもらうことで、両親との関係で情緒的に満たされなかったものを相当程度埋め合わせることができるようになります。

そうして、カウンセラーとの温かい信頼関係を築けるようになれば、自己肯定感(=健全な自己愛)も高まって、傷つきにくくなったり、素直になれたりするのです。

 

以前は、誰にも悩みを相談できなかった私も、カウンセリングによってそのことを克服できました。

どうして誰にも相談できなかったのかという原因をカウンセリングで理解できると、頭に心地よい雷が落ちたような覚醒が起きて、目の前の世界が大きく変わります。
カウンセラーに自分のことをしっかり受け止めてもらえたという温かい共感体験が持てると、それだけで涙があふれてきます。

一人では生きていけない人間だからこそ、他者との関係の中で癒しをはかるカウンセリングの役割をもっと多くの人に知って欲しいと思います。 

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