先日、クライアントさまのお話をお聞きしていて、ある人に”憤り”を覚えることがありました。
その人は誰かというと、、、DV相談センターの相談員になります。
クライアントさまはその相談員から二次被害を受けて「辛い思いをしました」とおっしゃいました。
相談員から正義感に満ちた口調でこう言われ続けたというのです。
「モラハラは治りません。だから、離婚するしかないですよ!」
彼女の本心は、”夫との関係修復を諦めたくない”というものでした。
そのことを相談員に伝えているのに、
「どうして周りの人を不幸にする夫のところに戻るんですか?」
「早く離婚する方があなたのためですよ!」
このようなことをたたみ込むように言われて、彼女は傷つき、こう思ったのだそうです。
”修復したいと思っている私が悪いって言われているみたいでした…”
モラハラの二次被害を防ぐために
モラハラの二次被害を防ぐために、カウンセラーである私も含めて援助する側の人が、
「モラハラは治るのか?治らないのか?」
そのことをクライアントさまにお伝えする前に、もっと大事にしなければならないことがあると思います。
それは、相談者さまの心に寄り添うこと。
援助者が自分の考えに固執して、それをクライアントさまに押し付けてはいけません。
”クライアントさまはどうしたいとおっしゃっているのか”
”どんなゴールを望まれているのか”
このことにきちんと心を寄せて、クライアントさまにとってのベストな援助が受けられないと、本当の意味で救われたとは思えないのではないでしょうか?
いくら”正しいこと”だからといってそれを押し付けられては、誰でもいい気分はしないものです。
”どうせ夫は変わらない”と諦めて、自分一人で抱えてしまう人もいらっしゃる中で、”それでもどうにかしたい”と勇気を出して相談に来られているのです。
今の苦しみから一刻も早く解放されるように、クライアントさまが望んでいることは何なのか?
そのことを丁寧にお聞きして、クライアントさまがポジティブな気持ちで理想の状態を叶えられるように、サポートとアドバイスをさせていただきたいと思っています。
⇒ 著者:モラハラ改善カウンセラー 大脇秀一郎のプロフィールはこちら
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