モラハラがトラウマになる仕組みは?

モラハラ夫から怒鳴られたりして怖い想いをすると、その恐怖心がトラウマとなって定着してしまうことがあります。

この記事では、夫からモラハラを受けて”怖い”と思う経験がトラウマになる仕組みを説明いたします。

トラウマを克服することが大事な理由

女性としては、男性である夫から不機嫌になると怒鳴られたり、威圧されたりするとすごく怖いと思います。

中には、夫から怒られたことがあまりにも怖すぎてトラウマになってしまう女性も少なくありません。

すると、夫が不機嫌になりそうだと思っただけでドキドキしたり、、、
実際に夫から怒鳴られるとめまいがしたり、怖くて息が苦しくなったり、過呼吸になったり、、、

このように(無意識的に)身体が反応するようになります。

でも、もし夫へのトラウマが無くなったとしたら、あなたの夫への対応はどのように変わるでしょうか?

おそらく、ビクビクすることがなくなり、夫に気を使って疲れることもなくなるでしょう。
そして、夫のモラハラ(精神的DV:怒鳴る、暴言、理不尽な説教、無視、人格否定など)に対して落ち着いて対応できるようにもなるでしょう。

夫から受けたトラウマは心理的に長く妻に影響を与え続けます。
ですから、夫が怖いという方はモラハラ対処法を身につけていく上でも、トラウマを克服することは極めて重要になります。

夫のモラハラがトラウマになる仕組み

夫からモラハラを受けて怖い想いをすると、妻の自己肯定感が傷つけられます。

自己肯定感が傷つくケースは2パータンあって、夫からモラハラを受けることで傷つく場合。

そして、自分がどんなに努力しても夫のモラハラは治らないという無力感によっても傷つけられます。

そうして、自己肯定感という心のバリアが壊れると、『恐怖や不安』が妻の心と身体を支配するようになり「夫が怖い」というトラウマが形成されてしまうのです。

こうしたトラウマの形成は、サーカス団が象をしつける際に利用する方法とよく似ています。

小さくて力の弱い子どもの象は杭に繋がれると自由に身動きが取れません。
その状態が長く続くと、子どもの象は自由に動くのを諦めて、杭に繋がれた鎖の範囲内だけで行動するようになるのだそうです。

そして、サーカス団にとっては都合の良い思い込みをその象に植え付けることができます。

それは、「もうお前は自由には動けない」というものです。

そのために、象は大きく成長した後でも子どもの頃に形成された思い込みに支配されてしまいます。大人の象を繋ぎ止めるにはか弱すぎる木の杭に繋がれても逃げようとしなくなるのです。

夫が怖いというトラウマの形成もこれと同じ仕組みで妻に植え付けられます。

モラハラのトラウマから解放されるには?

夫から受けたトラウマを解消できないのは、妻の自己肯定感が傷ついて心のバリアが崩壊していることが原因になります。

心のバリアが崩壊している状態では、夫から攻撃されると自分自身を守ることができません。

ですので、私はお一人で頑張ろうとせずに、どうかカウンセリングを頼っていただきたいと思っています。

先ほど、自己肯定感が傷つくケースは2パータンあるとお伝えしました。

夫からモラハラ(精神的DV:怒鳴る、暴言、理不尽な説教、無視、人格否定など)を受けることで傷つく場合。

そして、自分がどんなに努力しても夫のモラハラは治らないという無力感によって傷つけられる場合です。

カウンセラーは相談者さまのお話をただ聞くだけではなくて、相談者さまと一緒に夫と向き合います。

カウンセラーは相談者さまの味方です。

そして、夫から植え付けられている恐怖心や心理的な支配から相談者さまが自由になれるようにサポートやアドバイスをいたします。

そうして夫への恐怖心やトラウマから解放されれば、あなたの未来はどんな風に変わると思いますか?

⇒ 著者:モラハラ改善カウンセラー 大脇秀一郎のプロフィールはこちら

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