目次
今回のテーマは、「育児や妻の子育ての不安に無関心な夫」についてです。
夫がそうであるために常日頃からストレスや不満を感じている方は、ぜひご覧ください。
子どもの体調が悪くなると「お前のせいだ」と言う夫
今朝、娘の身体に発疹が出ていました。
肌が弱い子なので日頃から気をつけていたのですが、発疹が広範囲に及んでいたので、妻がすぐに病院へ連れて行ってくれました。
妻が自分の仕事に行く前の貴重な時間を削って、病院へ連れて行ってくれたことには本当に感謝です。
こうして我が子が病院へ行くと、私はある相談者さまのことを思い出さずにはいられません。
彼女は当時、1歳の赤ちゃんのママでした。
1歳というと、急な発熱や嘔吐のために病院へ連れて行くことが多い時期ですよね。
それなのに彼女は、夫から子供の体調が悪くなるのは「全ておまえのせいだ!」と責められていました。
夫は子育ての大変な部分は全て彼女に任せて、子どもに何か問題が起こると、それを彼女だけのせいにしていたのです。
彼女のように、夫から「全てお前のせいだ!」と責めら続けるのはすごく辛いと思います。
子育ての責任が妻だけにあるというのは間違い
私がカウンセリングをさせていただいたこれまでの相談者さまの中には、他にも以下のようなお子様をもたれている方がいました。
- 成績が上がらないお子さん
- 発達障害。もしくは同じような傾向を持つお子さん
- 不登校のお子さん
そして、彼女たちも、夫からお子様のことを全て自分のせいにされて苦しんでいました。
しかし、子育ての責任が妻にだけあるというのは間違いです。
なぜなら、子供は両親の夫婦関係から一番影響を受けて育つからです。
そもそも夫婦関係を悪くしているのは誰?
上記のような夫は子育ての責任を妻だけに押し付けますが、そもそも夫婦関係や家庭の雰囲気を悪くしているのは誰でしょう?
夫ですよね。
それなのに、夫は子育ての責任を妻だけに負わせて無関心でいる。
仕事に比べたら家庭のことはほんの一部分にしか過ぎないように考えていて、給料を稼いでいればそれでいいだろうみたいな顔をしている。
妻が子育ての不安を訴えても聞いてくれない。
子供のオムツを替えてくれたり…
家事を手伝ってくれたり…
子供の授業参観に行ってくれたり…
これだけで育児に参加してると思っている夫がいますが、それも間違いです。
妻の子育ての不安に耳を傾けてくれ、力づけてくれ、妻がその時必要としていることに手を貸してくれるのが大事で、それなくして妻の精神的な孤立感は解消されないのではないでしょうか。
育児に無関心な夫もモラハラになります
モラハラというと一般的に暴言や人格否定、支配・束縛だと思われがちですが、それらに比べると一見穏やかに見える「無関心」も実はモラハラになります。
また、育児において、たとえ妻に失敗や間違いがあったとしても、夫が子供の前で怒鳴ったり、子供に「お母さんが悪いんだ!」と言ったりするのも間違っています。
子どもがそういうお父さんを見て育ち、子どもに何か悪い影響が出てしまっているのなら、それはモラハラ夫のせいです。
ですから、夫から子供に何か問題があるのは「全てお前のせいだ!」と責められても真に受けないようにしてください。
あなたは本当は悪くないのに、罪悪感を感じて自分を責めてしまったら、自己肯定感を下げてしまいますから…。
全ては、育児や妻の子育ての不安に無関心な夫が悪いのです。
⇒ 著者:モラハラ改善カウンセラー 大脇秀一郎のプロフィールはこちら
小冊子プレゼント
「どうせ夫は変わらない…」
そう思っていらっしゃいませんか?
相談者さまの80%が夫のモラハラを改善できている方法があります。
その全てをモラハラ改善マニュアルとして小冊子(PDF)にまとめました。
現在5,000名以上の方に読んでいただいています。
あなたも今すぐダウンロードをして、モラハラ対処の正しい方法を学びませんか?
オススメ記事
体験カウンセリングのご案内
一度相談してみたいけど、
このような不安もあるかと思います。
そして一歩踏み出すのを迷ってしまうという方のために、体験カウンセリングをご用意させていただきました。