夫のモラハラで悩んでいる方から、以下のような相談を受けることがあります。
「私は夫との夫婦仲を修復したいのか?それとも離婚したいのか?自分がどうしたらいいのか決断できません…」
夫のモラハラから解放されたいけど、その方法として夫のモラハラを治すか、離婚を選択するか、どうちらも選べずに葛藤しているという方はおられます。
こうした相反する気持ちに挟まれて、身動きが取れないのも辛いものです。
ですから、まずはこの葛藤をきちんと解決して、自分の納得できる答えを出せれば、たとえ今はどうしたらいいのか分からないと無気力になっていたり、そのような自分を責めてしまっていたりしていても、前向きになれます。
そして、あなたの人生を後悔のないものに変えていく力が自然と生まれます。
しかし、この葛藤を解決しないでいると、このままズルズルと何も変わらないままに、時間だけが無駄に過ぎるということになりかねません。
人によっては年単位という時間があっという間に過ぎてしまった、という方もおられます。
修復か離婚か、どちらにも動くことができず、あなたの人生の大事な時間を空費してしまうのは避けたいですよね。
モラハラ夫との離婚に踏み切れない理由
モラハラ夫との離婚に踏み切れない理由としてよく聞かれるのは以下のようなことです。
- 自分一人の経済力に対して不安がある
- 離婚が子どもに与える心理的な影響を考えてしまう
- 世間体が気になる
- 離婚して引越しをしたら友達とも別れなければならない
- 子どもも転校しなければならない
- 引越しをして、新しい土地でゼロから生活することが不安
私はいつもこのような話を相談者さまからお聞きすると、理不尽さを感じてしまいます。
だって、離婚して失うものが多いのはいつも妻の方だからです。
女性は結婚・出産を機に仕事を退職する方が多いので、離婚後に同じ職場に復帰するのが難しいこともあります。
中には、離婚して実家に帰ったり、他の土地に引越しするために、今の仕事を辞めなければならない、という方もおられます。
でも、夫の方はというと、、、仕事を失うことなく、同じ土地でこれまでと同じように暮らすことができるのです。
”修復か離婚か?決断できないのはモラハラによる洗脳が原因!
離婚によって失うものが多い女性が離婚か修復かの決断ができないのは、モラハラ夫による洗脳の影響も大きいと思います。
モラハラによる洗脳は、夫の以下ような言動によって受けてしまいます。
俺の言っていることは正しい!
↓
俺の言う通りにしないお前が間違っている!
↓
だから怒るのは当然だ!
↓
悪いのはお前だ!
このように一方的に夫から言われ続け、夫はわたしの言うことを全然聞いてくれない。
どうしたってわたしが悪いことになる。
そして、黙りこんでも怒られ、反論しても怒られる。
相談者さまの中には、そのうち不眠がひどくなったり、心に不調が出てきたりして心療内科に行くと、夫から「やっぱりお前の頭がおかしいんだ」と言われてしまう…
そうして、妻はだんだん自分に自信をなくし、
”私が悪いんだ”
”私がダメなんだ”
このように夫の言葉を内面化させてしまいます。
これがモラハラによる洗脳です。
このような洗脳のために、「夫婦仲修復か離婚か、どうしたらいいのか分からない」という風に自分の判断に自信が持てない…。一歩が踏み出せない…。
こうなってしまうのは洗脳による影響が、妻の心の奥底にずっしり重くのしかかっているからなのです。
夫婦仲修復か離婚かを決断できるようになるには?
実は、夫婦仲修復か離婚かを決断する前に手当てされなければならないものがあります。
それは、、、
モラハラの洗脳によって失われたあなたの自信です。
そして、あなたの心の奥底にずっしり重くのしかかっているものを軽くしなければなりません。
修復するにも自信が持てないし、離婚後の自立した生活にも自信が持てない。
それはあなたのせいではありません。
すべてモラハラによる洗脳のせいになります。
ですから、まずはそこを手当てして、自分自身を取り戻せるようになりましょう。
それさえできれば、自信を持って修復か離婚か、きちんと決断することができます。
そして、どちらを選択しても、きっとうまくやれると思います。
洗脳から逃れる方法としてよく言われるものは?
モラハラ夫から洗脳を受けた方に対してよくアドバイスされる方法があります。
それは、、、
「自分の気持ちを紙に書いて、吐き出しましょう」
このようなものです。
または、「人に自分の気持ちを話して聞いてもらいましょう」といったものもあります。
あなたもこのような方法をネットや本で読んだり、専門家から聞いたりしたことがあるのではないでしょうか?
この方法で夫の洗脳から逃れるには、”夫に対する強い感情をリアルに引き出せるかどうか”にかかっています。
しかし、私のカウンセリングではこの方法を相談者さまにアドバイスすることはありません。
なぜか?
それよりもっと早く効果的な方法があるからです。
洗脳を受けた相手に「倍返し!」それが一番スッキリするのでは?
モラハラによる洗脳が他の場合と違っていることがあります。
それは、洗脳を受けた夫が目の前にいる、ということです。
夫に対する自分の気持ちを独りで紙に書き出したり、他人に聞いてもらうより、夫に直接伝えられるようになればどうでしょう。
そして、夫があなたの気持ちを分かってくれたとか、夫が今までとは違う言葉をかけてくれたとか、そのような手応えを勝ち取れるようになれば…
あなたは夫のことが怖くなくなるのではないでしょうか?
また、夫のことをうまくコントロールできるという自信もつきます。
そうして、夫の洗脳から脱していただくのです。
夫婦仲修復か離婚かで迷っている方への適切なサポートは?
”夫婦仲修復か?離婚か?”
これらの相反する気持ちに挟まれて動けなくなっている人が前に進めるようになるには、どのようなサポートを受ける必要があるのでしょうか?
そのことを説明するために、先に受けてはいけないサポートをお話します。
それは…
「~しなさい」
「~してはダメ」
このようにカウンセラーの意見を押し付けてくるサポートになります。
たとえば、
「諦めずに修復しなさい」
「離婚してはダメ」
と一方的に修復を押し付けてきたり、
「モラハラは治らないから早く離婚しなさい」
「どうしてそんな夫と別れられないの?」
と離婚を押し付けてきたりするものです。
こんな風にカウンセラーから言われてしまうと、”わたしの一方の気持ちしか分かってもらえない…”という感情が出てきて、余計に辛くなってしまいます。
さらに、そのカウンセラーの意見を信じてやったとしても、あなたの心の深いところ(潜在意識)が本当に納得できていなければ、夫のモラハラを治そうと思ってもうまくいかず、離婚しても過去のわだかまりや洗脳などを解消できずに、この先もそれを引きずってしまうでしょう。
ですから、相談者さまがきちんと納得できる決断を下せるまで、たとえ相談者さまの気持ちがあっち行ったり、こっち行ったり揺れ動いたとしても、忍耐強く相談者さまの気持ちに寄り添ってもらえるサポートが必要になるのです。
私のカウンセリングは基本的に夫婦仲修復をサポートするものになりますが、結果的に離婚を選択される方もおられます。
そして、そのような相談者さまには夫との過去のわだかまりを綺麗さっぱり解消していただいて、しっかり前を向いて新しい人生を歩んでいただけるようにサポートさせていただいています。
”夫婦仲修復か離婚か、今はどちらも決められずに辛いです…”
という方は、カウンセリングの最初の目標を自分が納得できる決断を下すということにして、進めていかれるのが良いかと思います。
お一人でグルグル悩んで決断を下せないという方は、是非ご相談にいらして下さい。
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