私のカウンセリングを受けに来られる女性の中には、最初にこんな風におっしゃる方がいます。
そして、こうした夫へのモヤモヤした気持ちが溜まっていくことが原因で、心が不安定になっている女性がすごく多いです。
そのような方々をサポートさせていただいている私から見ると、”どうしてモラハラをする夫の方が悪いのに、歩み寄ろうと頑張っている妻がダメージを負わなきゃいけないんだ！”と非常に強い憤りを感じずにはいられません。
そのために、私のカウンセリングでは夫からモラハラをされないようにする効果的なコミュニケーション法を教える前に、夫からどんなことをされてきたのかを丁寧にお聞きするようにしています。
なぜなら、そのことが女性の傷ついた自己肯定感を優しく手当てすることになるからです。
夫から拒否されたり、否定されたりして傷ついた心を手当てするには、カウンセラーはいつも変わらずにあなたの気持ちに寄り添ってくれ、絶対に拒否されないという人間関係における安心感と信頼感を持てるようになることが極めて重要になります。
カウンセラーと心が通う対話を通じて、
「私はわたしで大丈夫！」
「私の気持ちをちゃんと夫に表現してもいいんだ！」
「夫は夫。私は私。」
と思えるようになることが自己肯定感を高めるためには必要だからです。
そして、自己肯定感を手当てすると心が傷つきにくくなります。
だから、夫の言動にも傷つかなくなり、芯のあるしなやかな自分軸を作ることができるのです。
そうなれれば、効果的なコミュニケーションスキルも無理なく身につけられて、夫のモラハラを治すことはできますからね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
⇒ 著者：モラハラ改善カウンセラー 大脇秀一郎のプロフィールはこちら
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