『夫のトリセツ』を夫婦カウンセラーが読んで共感した内容とは?

ベストセラー本の「夫のトリセツ」を夫婦関係修復カウンセラーの私が読んで、「そうそう!」と思わず相槌を打ったことがありましたので、この記事ではそれについてお話したいと思います。

夫のトリセツ 黒川伊保子著

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「夫のトリセツ」で著者が伝えたいこと

この本は、発売からすでに一年近く経っているにもかかわらず、未だにamazonの家庭生活分野で5位にランクインしている驚異の書籍になります。(2020年9月10日調べ)

著者の黒川先生は人工知能の研究者で、その開発のために人の脳と言葉を研究されているそうです。

この本の基本的な主張は、その研究の過程で気づいた男性と女性の脳の違いになっています。

ただ、脳とは言っても脳全体のことではありません。
ここがこの本の重要なポイントになります。

著者が男女脳の違いと言っているのは、本能を司る部位(動物脳)に限ったことになります。

夫に対して、

「思いやりがない」

「話が通じない」

「分かってくれない」

「とにかく苛立つ」

「一緒にいる意味がない」

「子供が巣立った後、夫婦二人になるのが怖い」

妻がこのように感じるのは、「女性の本能(動物脳)からすれば自然なことですよ」とおっしゃっているのです。

そして、もしあなたが女性の本能(動物脳)に従うという選択をすれば、「結婚生活を長くは続けられないかも…」。

だから、離婚したり、婚外の恋愛をしたりすることは、脳の研究者である著者からすれば、なんら不実だとは思わないのだそうです。(これは私の意見ではありませんので、あしからず…)

反対に、もしあなたが本能に逆らい”離婚せずに結婚生活をなんとか続けたい”とか”人として誠実でありたい”こういう風に思うのであれば、よほど知性的に暮らさなければならない。

この『知性的』というのが本能をコントロールする人間脳の働きであって、私たちの理性を司る部位になります。

「夫のトリセツ」という本は、この知性を働かせたアイデアをまとめた本なのです。

私がカウンセラーとして共感できた内容の1つは、この知性の重要性を説いているところになります。

「夫のトリセツ」では、この知性のことを他にも以下のように表現して、その重要性を念押しします。

”女の踏ん張りどころ”

”女の度量”

”女の知恵と努力”

”女の最上級のテクニック”

私のカウンセリングでも、モラハラ夫への間違った対応を変えていくのに、知性の力は極めて重要な要素になります。

知性の力を高めなければ、間違った対応を無意識的に何度も繰り返してしまうからです。

ただ、知性の力も変な使い方をすると今度は逆効果になってしまいます。

「夫のトリセツ」にはその点についても的確に書かれていました。

ひどい夫を「優しい夫」に変える方法

この本には、脳の研究をしている黒川先生ですら夫婦関係で悩んでいた時期や、離婚の危機があったことも書かれていて、私はそこを読んだ時、衝撃を受けました。

黒川先生は最先端の研究者としても、企業経営者としても成功を収められ、夫より腹は100倍もすわっているとおっしゃいます。

まさに”デキる女性”を絵に描いたような方だという印象を受けました。

でも、実はそこに落とし穴があるようです。

曰く、「デキる妻ほど夫の手足にされる」とのこと。

夫が妻を召使いのように扱うのは、男性脳に見られる特徴の一つなのだそうですが、特にデキる妻は危ないといいます。

「お茶」と言われて、速やかにお茶を出したり…

名前を呼ばれて、すぐに駆けつけたり…

「靴下」と言われて、5秒後に靴下を出したり…

こんな風に夫の言うことをよく聞く妻になると、「夫の脳は妻を【秀逸な道具】だと見なすようになり、また言うことを聞かなかった時の夫の怒りは大きくなる」このように脳科学の観点からおっしゃるのです。

この点については、心理学の主張と脳科学の主張が同じだったことに、私はすごく納得がいきました。

そして、さらにその思いを決定的にしたのが著者の以下の言葉になります。

「日本男子は妻に甘えすぎ」

夫が妻を召使いのように扱ったり、自分の思い通りにならないと不機嫌になって妻を怒ったり、無視したり、、、

このような態度や言動をするのは妻に甘えているのです。

妻に甘えているタイプは二面性を持っているのが特徴で、妻にだけひどい夫になって、外では感じのいい大人の男性を演じ分けられます。

例えば、仕事で自分の思い通りにならないことがあってフラストレーションを感じたとしても、上司やお客様に対しては「グッ」と自分の気持ちを自制することができるのに、夫はなぜか妻に対してはそれができない。またはしない。

”妻だから大丈夫だろう”
”妻なら分かってくれるはず”

オレが何をしても夫婦関係は壊れないと勝手に思い込んでいる夫は、深層心理的には妻に甘えている(依存している)のです。

ひどい夫の中には妻に対して「怒鳴る、暴言、理不尽な説教、無視、人格否定」など精神的に傷つくような言動や態度を繰り返す人がいて、それをモラハラと言いますが、そんなモラハラでも妻に甘えているタイプは治せます。

そして、「夫のトリセツ」に書かれているひどい夫を治す方法の中で、私が納得できた内容はこの2点でした。

『完璧な妻にならないように』

『”何でもしてあげたい”病に気をつけて』

著者曰く、

なんでもしてあげるのは、気持ちがいい。自己肯定感を得られる。

このため、女性は、”なんでもしてあげたい”病にかかってしまうことがある。

(中略)

また、夫にムカついてくると、デキる女ほど『自分でやるからいい。何もしてくれなくて結構』と思ってしまうけど、それは正しい戦略じゃない。

夫が何もしてくれない、家族に情がないと思ったら、その時こそ【してもらう】作戦を発動しなきゃ。

そもそも『してもらう』が足りなかったから、『怠惰で、情がない』夫に仕上がったのだ。

情のない夫に、もう一押しするしなやかさ。

それこそが、女の踏ん張りどころであり、夫婦の縁の分かれ目である

完璧な妻になったり、”なんでもしてあげたい”病になったりしたら、夫は甘えて”ひどい夫”になってしまいます。ご注意ください。

ひどい夫が少しずつ変わってきてくれたと実感できるようになったら…

夫との関係が少しずつ良くなって、「この人と夫婦の絆を深めていきたい」そう自分の中で思えるようになったら、こんな方法が紹介されています。

『いってらっしゃいのバグ』

著者がこれを始めたのは50代後半からで、最初は夫も引け腰で、著者自身も嬉しくて始めたわけではなかったそうです。

そうして、おずおずと始めたハグがどんどんスマートにできるようになり、今では外でもさりげなくハグを交わすことができるようになっていると言います。

とても素敵ですね。

こうして最初は形から入って、「いかにもお互いを大切にし合っているかのように見える夫婦」だったのが、だんだん「確かにお互いを大切に思っている夫婦」に変わっていく。

なぜなら、こうして触れ合うようになると、触れ合う前とは違う親密感が漂うようになるからだそうです。

著者はこの習慣を始めた時、こう思っていたと言います。

「そういえば、しばらく、夫に触れていないな」

「このまま彼の肌に触れなくなったら、介護が始まった時、触るのが気持ち悪いのではないか」

著者のこの言葉にドキッとされた方もおられるのではないでしょうか?

ハグは恥ずかしくてハードルが高いと思ったら、握手でもいいと、本には書かれています。

毎晩、寝る前に妻と握手をしているという俳優の藤竜也さんのお言葉にはジーンときました。

ある時、どうしても奥さんに触れたくなって、そっと腕に触れたら、『何?ごみでもついていた?』と聞かれてしまい、『うん、まぁ』と応えた。

仲が悪いわけじゃないけど、今さら触れ合うのにも理由がいるんだね、この歳になると…

触れ合うことは、理屈を通り越して、直接ハートに届き、ハートを安心させ、お互いの絆を深める行為になります。

ひどい夫が少しずつ変わってきてくれたな…と実感できるようになって、夫婦関係が良くなってきたら、”触れ合う”ことを意識されてみてはいかがでしょうか?

まとめ

脳科学によると、私たちは本能的にパートナーに対して腹が立つようにできているのだそうです。

ですから、夫婦が共に仲良く暮らすためには、その本能に逆らって、知恵と努力で乗り越えなければなりません。

このような著者の言葉を聞くと、大変そうに思われる方もおられるでしょう。

でも言葉を変えると、それこそが人間的に成長することなのだと、私は思います。

腹が立つ気持ちをうまく自分の中でコントロールできるようになれば、夫への対応が今までとは全然違うものに変わります。

夫もそれに合わせるように自分から変わってくれるでしょう。

私はモラハラ専門の夫婦関係修復カウンセリングをしていますので、そのことがよくわかります。

モラハラというのは、夫から「怒鳴る、暴言、理不尽な説教、無視、人格否定」など精神的に傷つくような言動や態度をされることです。

夫からモラハラを受けて、”どうしたら夫のモラハラを治せるのか…””どうしたら夫婦関係を修復できるのか…”、こんな風に思い悩んでいる方には、希望を持ってもらえるような記事をたくさん書いていますので、よかったらそちらを読んで実践していただけると良いかなと思っています。

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